発売日延期でiPhone 4のホワイトモデルの人気が上昇

iPhone 4のホワイトモデルの発売日は、Appleが引き続き製造上の困難に直面しているため、再び延期されました。この件に関して、本日以下の声明が発表されました。

Appleの新しいiPhone® 4のホワイトモデルは、当初の予想よりも製造が困難な状況が続いており、その結果、今年後半まで販売が延期される予定です。人気の高いiPhone 4のブラックモデルの発売には影響はありません。

「今年後半」が具体的な発売日を指すのかは不明ですが、iPhone 4のホワイトモデルは今回で2度目の生産遅延となります。しかも、需要の高まりにより、ブラックモデルの入手さえ厳しく制限されている状況です。

ホワイトiPhone 4の人気

白いiPhoneの発売延期で最も興味深いのは、入手困難さが人気を高めているように見える点でしょう。以下のグラフはGoogleトレンドから引用したもので、「白いiPhone 4」と「黒いiPhone 4」の検索ボリュームを示しています。Appleがより人気があると見なしている黒いiPhoneは、入手困難な白いモデルよりも検索数が大幅に少ないことがわかります。Apple

の意図とは考えにくいですが、白いモデルの生産上の課題が、実際にはデバイスの人気を高めているようです。以前は黒いiPhoneが白いiPhoneよりも人気がありましたが、今後はそれが変わるのでしょうか？