
iPhoneとiPadのホーム画面にiCloud Driveアイコンを表示する方法
iCloud Driveは、ファイルをiCloudに保存するだけでなく、同じApple IDを持つ他のMacやiOSデバイスから簡単にアクセスして編集できる、非常に便利な機能です。iOSは以前からiCloudにファイルを保存できましたが、最新バージョンのiOSでは、iCloud Driveがデバイスのホーム画面にアイコンとして表示されるようになりました。これにより、iPhone、iPad、iPod touchでユーザーがアクセスできるファイルシステムのようなものが実現しました。
iCloud Drive を使用すると、ユーザーはファイルを参照して iCloud から直接開くことができ、1 つのデバイスで行った変更は、iOS または Mac OS X のどちらを使用していても、iCloud Drive から同じファイルにアクセスしている他のすべてのデバイスに即座に同期されます。iOS 9 以降を初めてセットアップするときに、ユーザーには iCloud Drive を有効にしてホーム画面に表示するオプションがありますが、多くの人がこれを見落としたり無視したりしている可能性があります。そこで、iPhone または iPad のホーム画面で iCloud Drive をアイコンとして利用できるようにする方法を次に示します。
iOSでiCloud Driveを有効にしてホーム画面にアイコンを表示する方法
まだ行っていない場合は、iOS で iCloud Drive を有効にし、iPad、iPhone、または iPod touch のホーム画面に iCloud Drive がアイコンとして表示されるようにする必要があります。
- 設定アプリを開き、「iCloud」に進みます
- リストの中から「iCloud Drive」を見つけて、「iCloud Drive」のスイッチをオンの位置に切り替えます。
- 次に「ホーム画面に表示」を見つけて、これもオンにします
- 設定を終了すると、iOSのホーム画面にiCloud Driveアイコンが表示されます。
なお、iCloud Drive は、iOS および iPadOS の最新バージョンでは「ファイル」アプリと呼ばれ、ファイル アプリ内のセクションになっています。
iCloud Driveはアプリケーションとして、iOS向けのシンプルなユーザーファイルシステムのように動作します。ファイルを検索し、アプリから直接対応アプリケーションで開き、表示、編集することができます。また、iCloud Driveを使えば、同じApple IDを持つあらゆるデバイスでiCloudに保存されている写真やメディアを閲覧することもできます。
これを試すには、どのデバイスでもiOS 9.0以降が必要ですが、最適な使い方をするには、iCloud Driveを搭載したMacも必要です。iCloudドキュメントをまだ作成していない場合は、OS X搭載のMacからiCloud Driveにファイルをコピーすれば、iOS搭載のiPhoneまたはiPadのiCloud Driveですぐに利用できます。
現時点でiOSのiCloud Driveに欠けている注目すべき点の一つは、Mac OS Xで提供されているような直接コピー機能です。写真アプリから写真や動画をiCloud Driveに直接コピーする方法は今のところありませんが、編集した写真や動画をiCloud Driveに直接保存することは可能です。とはいえ、iCloud Driveは非常に便利な機能であり、iOSで自分のファイルに直接アクセスできるファイルシステムを望んでいたユーザーにとって、iCloud Driveと写真アプリは現時点ではそれに近い機能と言えるでしょう。