
Mac OS X Dockの表示/非表示のアニメーション速度を変更する
Dockを自動的に隠す機能は、画面スペースが限られたMacで作業する場合に有効にできる便利な機能の一つです。OS Xでは、Dockの自動非表示の遅延を削除することで、Dockの使い勝手を向上させることができます。これにより、マウスをDockに近づけてから表示されるまでの遅延が短縮されますが、ここではDockのスライドインとスライドアウトによる表示・非表示アニメーション自体を高速化または削除する方法をご紹介します。
ドックアニメーションを完全に削除する
まず、Dockのアニメーションを完全に削除します。これにより、自動的に隠れるDockがすぐに所定の位置に収まります。ターミナルを起動し、以下のdefaults writeコマンドを使用します。
defaults write com.apple.dock autohide-time-modifier -int 0;killall Dock
Dock は自動的に再起動し、変更が有効になります。
超高速ドックの表示と非表示のアニメーションを設定する
これにより、Docksのアニメーションはそのまま残りますが、速度が大幅に向上します。-floatフラグの後の数値を変更することで、アニメーションを自分で調整できます。
defaults write com.apple.dock autohide-time-modifier -float 0.12;killall Dock
デフォルトのアニメーション速度を復元
次の defaults 書き込みコマンドを使用して、OS X のデフォルトのアニメーション速度に戻します。
defaults delete com.apple.dock autohide-time-modifier;killall Dock
コメントでヒントを提供してくれた Levi に感謝します!