
iOS 6の開発が進行中
iPadでiOS 6が動作しているという情報がウェブログに現れ始めており、AppleがモバイルOSの次期リリースに取り組んでいることが示唆されています。iOS 6については現時点ではほとんど何も分かっていませんが、Appleが現在のiOS 5.1ベータ版以降のiOSバージョンの開発に取り組んでいることは驚くべきことではありません。
iOS 6のサーバーログエントリを最初に発見したのはArsTechnicaで、iOS 6のユーザーエージェントの出所はApple社の本社があるカリフォルニア州クパティーノにあると特定されました。同様の発見は、Appleの今後のOSリリースを発表前に発見する上で、ある程度信頼できる方法となっています。例えば、昨年10月にリリースされたOS X 10.8や、デビューの1年前にリリースされたOS X 10.7などがその例です。これはiOS 6がすぐにリリースされることを意味するものではありませんが、WWDC 2012でiOS 6ベータ版が公開される可能性を示唆する憶測もあります。
もちろん、AppleがiOS 5.1を完全にスキップしてiOS 6をリリースし、皆を驚かせる可能性は常にありますが、iOSの現在のバージョンが5.0.1であることを考えると、その可能性は低いでしょう。iOS 5.1の正式版は、来週3月7日のiPad 3の発売に合わせて無料アップデートとしてリリースされると広く予想されています。
ユーザーエージェントの偽装は驚くほど簡単であることは指摘しておく価値があります。例えば、以下の文字列は、osxdaily.com というターゲットサーバーに、iOS 6 および iPad のユーザーエージェントを偽装します。他人を騙したい場合は、末尾の URL を別のものに変更してください。
curl -A "Mozilla/5.0 (iPad; CPU OS 6_0 like Mac OS X; en-us) AppleWebKit/535.8 (KHTML, like Gecko) Version/5.3.5 Mobile/8J2 Safari/535.8" https://osxdaily.com
ただし、地理的な位置は変わらないので、本当に誰かを騙したいのであれば、クパチーノ行きのフライトを予約する必要があるかもしれません。