
Mac OS X の Mail でマークアップを使用して電子メールの添付ファイルに注釈を付ける
Macのメールアプリの最新バージョンは、画像やPDFに簡単に注釈を付けられる「マークアップ」という機能をサポートしています。マークアップを使用すると、画像に描画したり、メモを追加したり、署名を追加したりするなど、注釈を素早く作成できます。これはプレビューアプリの編集ツールスイートに相当しますが、Mac OS Xのメールアプリでもすぐに利用できるため、アプリを終了してドキュメントを再保存する必要はありません。
Mac OS X の Mail で MarkUp を使用するのは非常に簡単ですが、ツールセットへのアクセスは少し隠されています。電子メールの注釈機能を利用するために必要な手順は次のとおりです。
Macのメールでマークアップを使用する方法
- Macのメールアプリから、添付ファイルのあるメールを開きます(自分のメールの添付ファイルでも、添付ファイルのある別のメールへの返信でも構いません)。
- 添付ファイルをクリックし、右上隅のプルダウンメニューを選択して、「マークアップ」を選択します。
- マークアップツールリストから選択: フリードロー、ベクタードロー、図形、テキスト、署名、線幅、線の色、塗りつぶしの色、フォントスタイル、フォントフェイス
- 必要に応じて画像を描画、書き込み、またはマークアップし、完了したら「完了」をクリックします。
添付ファイルには、描画、注釈、マークなど、あらゆる内容がマークアップされ、電子メールまたは返信として自由に送信できるようになります。
メールのマークアップ注釈機能を使用するには、最新バージョンのMac OS Xが必要です。10.10以降であれば、この機能はネイティブでサポートされます。それ以前のバージョンでは、メールアプリにマークアップ機能が組み込まれておらず、ユーザーは添付ファイルを保存し、プレビューで手動で注釈を付け、その後、再度メールアプリにファイルを添付する必要がありました。iPhoneやiPadをお使いのモバイルユーザー向けに、iOS 9にも同様のマークアップユーティリティが搭載されています。
プレビュー アプリを頻繁に使用するユーザーであれば、マークアップ ツール セットが基本的に OS X の画像ビューアで使用できるマークアップ ツールとまったく同じであることに気付くでしょう。これには、デジタル署名スキャナ機能とトラックパッドによる署名機能の両方が含まれますが、色補正やサイズ変更機能、EXIF データと場所を表示する機能などは欠けています。