
ipconfig ですべての DHCP 情報を素早く取得する
ネットワークやインターネット接続のトラブルシューティングを経験したことがある方なら、それがどれほど面倒なことかご存知でしょう(特に複数のブロードバンドプロバイダーのテクニカルサポートに問い合わせている時はなおさらです)。この簡単なヒントを使えば、DHCPサーバーのIPアドレス、クライアント、サブネットマスク、ルーター、DNSサーバーなど、関連するすべてのDHCP情報をコマンドラインから直接取得できるので、作業が少し楽になります。
コマンドラインからipconfigを使ってDHCP情報を取得する方法
開始するには、ターミナルを起動し、コマンド ライン ipconfig ユーティリティを使用します。
Mac が en0 を使用するか en1 を使用するかはモデルによって異なりますが、どちらか一方だけが適切な結果を返すため、両方から DHCP 情報を取得しようとしても問題はありません。
Wi-Fi のみの Mac、またはイーサネットを使用したマルチネットワーク Mac 上の有線ネットワークのコマンドは通常、次のようになります。
ipconfig getpacket en0
デュアル ネットワーク Mac で Wi-Fi を使用する Mac のコマンド使用法は、通常次のようになります。
ipconfig getpacket en1
繰り返しになりますが、Macはen1またはen0を使用している可能性があります。どちらか一方が空白または空の場合、両方に問い合わせてください。両方が空または空の場合、MacにDHCP情報がないため、DHCPプロバイダ(通常はMacが接続されているルーター)からのリースを更新する必要があることを示しています。
たくさんの情報が表示されますが、最も役立つのは通常、スクリーンショットに見られるように、最後に表示されるDHCPデータです。出力の中で重要な部分の例を以下に示します。
$ ipconfig getpacket en0
dhcp_message_type (uint8): ACK 0x5
server_identifier (ip): 192.168.0.1
lease_time (uint32): 0xf20
subnet_mask (ip): 255.255.255.0
router (ip_mult): {192.168.0.1}
domain_name_server (ip_mult): {116.1.12.4, 116.1.12.5}
end (none):
その上には IP アドレス情報と MAC アドレスも表示されますが、ここでは DHCP の詳細のみを確認します。
これで、DHCPの詳細が正しいか、DHCPリースを更新する必要があるか、あるいは詳細情報を得るために別のソースにリレーする必要があるかがわかるはずです。ipconfigコマンドでも、必要に応じてDHCPリースを更新できます。
念のため言っておきますが、ipconfig は Mac OS X と Linux の両方に存在しますが、ここでは Mac を例に説明します。そして、ipconfig は ifconfig とは異なります。
これが私にとって役立ったのと同じくらい、あなたにとっても役立つことを願っています。