
iPhoneとiPadでFace IDをリセットする方法
Face IDでiPhoneやiPadのロック解除が安定しない場合は、Face IDをリセットしてから再設定してみてください。また、デバイス上のFace IDをリセットし、その後再設定しないことで、Face IDを完全に無効にすることもできます。Face IDのリセットは非常に簡単で、iPhone 11、11 Pro、XS、XR、X、iPad Proの顔認識データが削除されます。その後、必要に応じて再設定できます。外見が大きく変わった場合など、この操作が必要になるユーザーもいるかもしれませんが、Face IDの動作を改善したい場合にも、トラブルシューティングに役立つ手順です。
Face IDは、最新のiPhoneおよびiPadモデルの主要なデバイスロック解除メカニズムです。iPhone 11、XS、XR、XではFace IDを使用せずにパスコードでロック解除できますが、せっかくFace ID機能を使用するのであれば、正しく、意図したとおりに動作させたいはずです。もちろん、設定後にFace IDを使用したくなくなった場合は、Face IDをリセットすることで、デバイスから顔認識データを消去することもできます。トラブルシューティングのため、または機能を使用しないことに決めた場合など、理由が何であれ、デバイスに保存されている顔データをリセットする方法は次のとおりです。
iPhoneとiPadでFace IDをリセットする方法
当然ですが、この設定を有効にするには iPhone X またはその他の Face ID デバイスが必要です。
- iPhoneまたはiPadで「設定」アプリを開き、「Face IDとパスコード」に進みます。
- 下にスクロールして赤い文字で「Face IDをリセット」ボタンを見つけ、それをタップしてFace IDをリセットすることを確認します。
Face ID をリセットするにはこれだけです。iPhone の顔認識データが削除されます。
トラブルシューティング方法として Face ID をリセットする場合は、再度設定し、顔を再スキャンすることを忘れないでください。
Face IDは一度に1つの顔にしか登録できませんが、複数の外見(髭の有無など)に対応しています。そのため、複数の指紋を登録できるTouch ID(同じ指紋を複数回登録することでTouch IDの信頼性を大幅に向上できます)とは異なり、Face IDは現在1つの顔を1回しかスキャンできません。将来的には、複数の顔をスキャンしたり、同じ顔を異なる外見で複数回スキャンしたりできるようになるかもしれません。
ちなみに、「Face IDをリセット」を選択してから再設定を行わない場合、Face IDは再設定するまで完全に無効になります。ただし、一時的にFace IDを無効にしたい場合は、そのようにすることも可能です。