
iOS 10でサードパーティアプリのSiriを有効にする方法
iOSのSiriがサードパーティ製アプリをサポートするようになりました。これにより、SiriはPayPal、Skype、Uberなど、Siriバーチャルアシスタントに対応したアプリと連携できるようになりました。具体的には、「PayPalを使ってボブに10ドル送金して」や「空港までUberを呼んで」といった操作をSiriに頼むことができます。iPhoneとiPadのiOSでサードパーティ製Siriサポートを有効にする方法をご紹介します。
サードパーティ製のSiriサポートにはiOS 10以降が必要で、Siriをサポートするサードパーティ製アプリをインストールする必要があります。それ以外の場合は、サードパーティ製アプリのSiriサポートを手動で有効にする必要があります。
iOSでSiriのサードパーティアプリサポートを有効にする方法
- iOSで「設定」アプリを開きます
- 「Siri」セクションに移動し、「Appサポート」を選択します。
- Siriサポートを有効にしたい各アプリの横にあるスイッチをONの位置に切り替えます
特定のアプリでSiriをオンにすると、Siriにそのアプリで適切なタスクを実行させることができます。例えば、「PayPalでBillに20ドル送金」や「SkypeでBobに電話」といったコマンドを実行すると、そのアクションが実行され、ユーザーは該当するアプリにリダイレクトされます。サードパーティ製のSiriコマンドの中には分かりやすいものもありますが、アシスタント内で検索して利用できる広範なSiriコマンドリストには含まれていないため、Siriの機能を探索し、試行錯誤して見つけ出す必要があります。
注目すべき点は、現時点では主要なアプリのみがSiriに対応しているということです。iPhoneやiPadに多くのアプリをインストールしているにもかかわらず、Siriに対応しているアプリはごくわずかであるというのは珍しいことではありません。今後、Siriに対応するアプリの数は増えていくと思われますが、現時点では、大手アプリメーカーが提供する比較的小規模なアプリに限られています。
はい、サードパーティの Siri アプリのサポートは、「Hey Siri」ハンズフリー モードが設定され、有効になっていることを前提として、Hey Siri でも機能します。