
MacのコマンドラインからデフォルトのWebブラウザを設定する
多くの上級Macユーザーは、ターミナルアプリケーションを使ってコマンドラインで作業する時間を多く費やしています。コマンドラインでは、デフォルトコマンドやその他のトリックを使ってMacOSのさまざまな設定を操作できるため、ターミナルを使ってMacのデフォルトのウェブブラウザを設定または変更できるかどうか疑問に思うのも当然です。確かに、Macユーザーは最新のmacOSではシステム設定、古いバージョンのmacOSではシステム環境設定を使っていつでもデフォルトのウェブブラウザを変更できますが、Macのコマンドラインからデフォルトのウェブブラウザを変更したい場合はどうすればよいでしょうか?
コマンドラインから Mac のデフォルトの Web ブラウザを設定するには 2 つの方法があり、両方について説明します。
コマンドラインツール「defaultbrowser」を使用して、ターミナル経由でMacのデフォルトのWebブラウザを設定する
Macのコマンドラインからデフォルトのブラウザを設定する方法の一つとして、「defaultbrowser」というアプリを使う方法があります。これはHomebrewでインストールできます。つまり、このアプリを使うにはまずHomebrewをインストールする必要があります。
brew install defaultbrowser
defaultbrowser がインストールされると、次のように簡単に使用できるようになります。
デフォルトとして設定できるすべての利用可能なブラウザを一覧表示します。
defaultbrowser
Safari をデフォルトとして設定します。
defaultbrowser safari
Chrome をデフォルトとして設定します。
defaultbrowser chrome
ターミナル経由で Chromium ブラウザを Mac のデフォルトとして設定するためのフラグを使用する
Web ブラウザが Chrome/Chromium ベース (Google Chrome、Brave、Microsoft Edge、Epic など) の場合は、Chromium ビルド固有のフラグを使用して、ターミナルから直接そのブラウザを Mac のデフォルトとして設定できます。
Chrome をデフォルトのブラウザとして設定する:
open -a "Google Chrome" --args --make-default-browser
Microsoft Edge をデフォルトのブラウザとして設定する:
open -a "Microsoft Edge" --args --make-default-browser
Brave をデフォルトのブラウザとして設定する:
open -a "Brave Browser" --args --make-default-browser
このコマンドを少し詳しく見てみましょう。open コマンドは -a フラグで指定された任意のアプリケーションを起動しますが、追加のフラグは Chromium ブラウザに固有のものです。つまり、このトリックを使って Safari をデフォルトのブラウザに設定することはできません。
ちなみに、コマンドラインに次のようなものを入力すると、open コマンドを使用して、Mac に設定されているデフォルトのブラウザで任意のリンクを起動することもできます。
open https://osxdaily.com
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