
Apple Silicon MacでFedora Linuxが使えるようになりました
M1またはM2 MacでLinuxを使いたいと思いませんか?M1およびM2 MacBook Pro、MacBook Air、Mac mini、Mac Studio、iMacの全モデルを含む、ほとんどのApple Silicon MacでFedora Linuxが使えるようになりました。Fedora Asahi Remixは、M1およびM2プロセッサシリーズのMacをサポートする初のフルLinuxディストリビューションです。M3 MacとMac Proのサポートもまもなく開始される予定です。
Apple Silicon Mac に Fedora Linux をインストールすると、デフォルトで既存の macOS インストールがフォーマットされて引き継がれるため、Apple Silicon Mac を本格的な Linux マシンに変換する準備をしてください。
Fedora Linux のインストールは MacOS から行われ、インストーラーを実行するには、MacOS Ventura 13.5 以降、または macOS Sonoma 14.2 以降を実行している必要があります。
次に、ターミナルを起動して次のコマンド文字列を実行します。
curl https://fedora-asahi-remix.org/install | sh
次に、プロンプトに従って、Fedora Linux を Mac にインストールします。
もちろん、M1/M2 MacにLinuxをインストールする前に、Fedora Asahi Linuxオペレーティングシステムとその使用感について理解を深めておくことをお勧めします。LinuxはMacを劇的に変化させますが、すでにLinuxに精通している方であれば、どのような変化が待ち受けているのかご存知でしょう。いずれにしても、以下のリンクからプロジェクトとドキュメントについて詳しく読んでみることをお勧めします。
- Fedora Asahi Linuxのウェブページはこちら
- Fedora Asahi Remixのドキュメントページはこちら
LinuxはUnixベースのオペレーティングシステムであり、一般的に上級ユーザーを対象としているため、macOSの安易な代替品として考えるべきではありません。大多数のMacユーザーは、AppleがサポートするmacOSを使い続けるべきですが、よりマニアックなユーザーにとっては、Apple Siliconハードウェア上でLinuxを直接実行できることが喜ばしいかもしれません。
Linux を試してみたいというよりカジュアルな Mac ユーザーにとって、もう 1 つの実行可能なソリューションは、VirtualBox、UTM、Parallels、またはその他の仮想化ツールのいずれかを使用して仮想マシンに Linux をインストールすることです。