
Macにnanoテキストエディタを再度インストールする方法
最近、MacOSのコマンドラインでnanoを使用しようとした方は、/usr/bin/nanoからpicoへのシンボリックリンクを介して、代わりにpicoテキストエディタが起動されることに気づいたかもしれません。これは、最新バージョンのMacOSでは何らかの理由でnanoテキストエディタがコマンドラインから削除され、nanoがpicoに置き換えられたためです。
nano テキスト エディタを使用する場合は、手動でインストールすることで、コマンド ラインに nano を戻すことができます。
MacOS に nano テキスト エディターをインストールする最も簡単な方法は、Homebrew を使用することです。
MacOSにnanoテキストエディタをインストールする方法
Homebrewをまだインストールしていない場合は、まずインストールする必要があります。HomebrewはMacに簡単にインストールでき、シンプルなパッケージ管理機能と、多くのUnixおよびLinuxユーザーに馴染みのある豊富なコマンドラインツール、アプリ、ユーティリティを備えています。
Homebrew がインストールされていると仮定すると、Mac に nano をインストールするのは非常に簡単です。
ターミナルから次の構文を入力します。
brew install nano
nano のインストールが完了したら、次のコマンド ラインから通常どおり nano を起動できます。
nano
これで、コマンド ラインで nano テキスト エディターを再び使用できるようになります。
macOS 12.3以降では、nanoからpicoへのデフォルトの置き換えが導入されました。Python 2は削除されましたが、必要に応じてMacでPython 3をデフォルトに設定できます。これらの変更の正確な理由は不明ですが、オンラインではGNUライセンスの問題や潜在的なセキュリティ問題を回避するためではないかとの憶測が飛び交っています。幸いなことに、Homebrewのおかげで、nano、python、その他、使い慣れていてワークフローの一部として使用しているコマンドラインツール(廃止予定または不足しているもの)を簡単に追加したり置き換えたりできます。
ちなみに、nano は pico をベースにしており、コマンド、キーストローク、インターフェースなども同じなので、多くのユーザーは 2 つのテキスト エディターの違いに気付かないでしょう。ただし、nano では pico では提供されていないカスタマイズがいくつか可能です。
nanoがひっそりとpicoに置き換えられたことに気付きましたか?nanoを置き換えてインストールしましたか?それともpicoを使い続けるつもりですか?それともemacsやvimなど、全く違うものを選びますか?