
iOSでSiriにBingではなくGoogleやYahoo!で検索させる
SiriがデフォルトでGoogleではなくBingでウェブ検索していることをご存知ですか?Siriが「ウェブ上で見つけたものはこちらです」と話しかけると、検索結果はBingから提供されますが、以前はGoogleから提供されていました。この変更はiOS 7でひっそりと導入され、より顕著な変更点に隠れていました。違いに気づかないユーザーもいるかもしれませんが、別のウェブ検索を使いたいという人もいるかもしれません。
Safariの検索コントロールでは複数の選択肢が用意されていますが、Siriの一般設定ではデフォルトの検索エンジンを切り替えることができません。GoogleやYahoo!を使いたい場合は、Siriにそれらの検索エンジンで検索するように指示する必要があります。もちろん、特に気にしない、あるいは検索エンジンにこだわらないという場合は、デフォルトのBingを使い続けても問題ありません。
とはいえ、適切な質問をして使用するウェブ検索を指定するだけで、デフォルト以外の検索エンジンを利用できることを知りたいユーザーもいるかもしれません。デフォルト(もちろん特別な操作は必要ありません)を含む3つのオプションを以下に示します。
SiriにGoogleでウェブ検索させる
- Siriを呼び出して「[フレーズ]をGoogleで検索」と言います。
これにより、Safari ブラウザが起動し、検索しているフレーズが Google に入力されます。
YahooでSiri検索をする
- Siriを呼び出して「Yahooで[フレーズ]を検索」と言います。
これにより、探しているフレーズが Safari で起動され、今度は Yahoo で検索されます。
Bing によるデフォルトの Siri 検索
- Siriを呼び出して「[フレーズ]をウェブで検索」と言う
これはデフォルトの Siri Web 検索を使用し、結果がタップされるまで Siri 内に留まります。
デフォルトのBingで検索すると結果がSiri画面内に留まるのに対し、Yahoo!やGoogleなどの代替検索ではSiriからSafariブラウザに直接移動することにお気づきかもしれません。現時点では、これも変更できませんが、Web検索をするのであればSafariブラウザ内で表示されるので、それほど問題にはならないでしょう。
また、Siri画面に表示されるデフォルトの検索オプションには、画像検索やTwitter検索のオプションも用意されている点も注目に値します。Safariの代替検索オプションでは、追加の操作を行わない限り、これらのオプションは利用できません。