
Mac OS Xのデスクトップにゴミ箱アイコンを追加する方法
ずっと昔、いや、Mac OS Xが登場する少し前のことですが、デスクトップにゴミ箱アイコンがありました。そう、それ以前のバージョンのMac OSにはDockが全くなく、ゴミ箱はデスクトップの右下隅にある、ただのアイテムの一つに過ぎなかったのです。
懐かしいという方のために、コマンドラインを使って、実際に機能しているゴミ箱のシンボリックリンクをデスクトップの「Trash」フォルダに作成することで、この機能を簡単に再現できます。複雑に聞こえるかもしれませんが、実際にはそうではありません。ターミナルアプリケーションに1行入力するだけで実行できます。
Macのデスクトップにゴミ箱を追加する方法
ターミナル アプリ (/Applications/Utilities にあります) を起動し、次の構文を正確に入力します。
ln -s ~/.Trash ~/Desktop/Trash
リターンキーを押すと、デスクトップに「ゴミ箱」という新しいフォルダが表示されます。このフォルダはDockのゴミ箱に直接アクセスできるため、ここにドラッグしたファイルやフォルダは通常通りゴミ箱に送られます。
このフォルダに任意のアイコンを割り当てて、ゴミ箱のように見せることができます。下の画像は、512 x 512 ピクセルの透明な PNG 形式の実際の Mac OS X ゴミ箱アイコンです。
Web で検索すると、Mac OS 6、Mac OS 7、8、9 のフラットな旧式のさまざまなゴミ箱アイコンが見つかります。以前のバージョンの Mac OS X でも、ゴミ箱アイコンの種類は若干異なっていました。
ここで説明するデスクトップのゴミ箱には完全なゴミ箱機能が備わっているわけではなく、ゴミ箱がいっぱいになってもアイコンは変化せず、ディレクトリにドラッグされたディスクを取り出す機能もありませんが、Mac OS 7 のデスクトップにゴミ箱があった時代を夢見ている人にとっては、これは許容できるかもしれません。
デスクトップのゴミ箱アイコンを削除する場合は、Dock 内の (実際の) ゴミ箱にドラッグするだけで削除されます。