
ダッシュボードウィジェットを終了してシステムメモリを解放する
Dashboardは本当に気に入っているのですが、使っていない時でもメモリを大量に消費することがあります。F12キーを押すとウィジェットが読み込まれ、自動的に終了しないため、後でアクセスする際には速くなりますが、システムリソースの無駄遣いにもなります。ウィジェット1つあたり、実メモリ15MB、仮想メモリ300MB以上を消費することも珍しくありません。バックグラウンドで大量のウィジェットを無目的に開いていると、システムの速度低下につながる可能性があります。そこで、メモリを解放してDashboardを一時的に終了させる3つの方法をご紹介します。
ターミナル: Dashboardのウィジェットをすべて終了する最も簡単な方法は、Dockを終了することです(DockはDashboardの親プロセスです)。DockはFinderで自動的に再読み込みされるのでご安心ください。ターミナルを開き、以下のコマンドを入力してください。Dock
$ killall Dock
が消えて再び表示されるのが確認できます。アクティビティモニタを確認すると、システムメモリを消費しているDashboardのウィジェットがなくなっていることが確認できます。
アクティビティモニタ:コマンドラインを使いたくない場合は、アクティビティモニタからDockを終了することも可能です。プロセス名で並べ替え、Dockを選択して、大きな赤い「プロセスを終了」ボタンを押してください。するとDockが再び表示され、Dashboardウィジェットも読み込まれなくなります。
Apple Script:最後に、Mac OS X Hints にある簡単なApple Scriptを書いてDockを非表示にすることもできます。このスクリプトは非常に短くシンプルなので、スクリプトエディタに以下のコードを入力または貼り付けるだけです。
tell application "Dock"
quit
launch
end tell
3つの方法でも同じ結果が得られます。ぜひ試してみてください。