
Macのコマンドラインからショートカットを実行する
Macには、ショートカットアプリを起動して操作するためのコマンドラインインターフェースが搭載されています。これは、スクリプト作成や自動化にショートカットアプリを使用し、ターミナルで多くの時間を費やす一部のmacOSユーザーにとって、潜在的に便利な機能となる可能性があります。
現在利用可能なショートカットのコマンドラインフラグには、「run」、「list」、「view」、「sign」などがありますが、「list」を除いて、これらはすべて Mac の GUI でショートカット アプリを起動することに注意してください。
Macのコマンドラインからショートカットを実行する方法
ターミナルから、次の構文を使用します。
shortcuts run "Shortcut Name"
ショートカットの出力がテキストの場合は、それをパイプしたり、コマンド ライン経由で more、テキスト ファイル、別のアプリやプロセスなどにリダイレクトしたりできます。
例えば:
shortcuts run "Get OSXDaily Recent RSS" | cat
さらに、フラグ –input-path と –output-path を使用して、ショートカットの入力と直接出力を制御することもできます。
ショートカット コマンドのマニュアル ページはそれほど複雑ではありませんが、役立つ情報がいくつか提供されており、ショートカットのコマンド ライン インターフェイスの全機能を理解することに興味がある場合は、一見の価値があります。
利用可能なショートカットをすべて一覧表示する
利用可能なすべてのショートカットのリストを取得するには、次のコマンドを使用します。
shortcuts list
ショートカットのスクリプトを表示する
Mac でショートカット アプリを起動するショートカットの実際のスクリプトを確認するには、次を使用します。
shortcuts view "Name of Shortcut"
–
現在、コマンド ラインからショートカットを編集したり新しいショートカットを作成したりする方法はありません。そのため、そうしたい場合は、ショートカット アプリ自体にアクセスする必要があります。
Macの内蔵ツールを使った自動化が好きな方なら、コマンドラインからAutomatorスクリプトを実行できること、そしてAppleScriptも実行できることをご存知でしょう。もちろん、標準的なコマンドラインスクリプト機能は、bash、python、perlなどでも利用可能ですので、そちらをご利用ください。
Macのコマンドラインからショートカットを実行する興味深いユースケースはありますか?ぜひコメント欄で教えてください!