MacでWebP画像をJPGに一括変換する方法
大量のWebP写真を共有したり転送したりしたい場合は、デバイス間での互換性の問題を避けるために、まずJPEGに変換しておくことをお勧めします。macOSではWebP画像ファイルの一括変換が非常に簡単で、サードパーティ製のアプリをダウンロードする必要もありません。
ご存知ない方のために説明すると、WebPはGoogleが画像ファイル用に開発したフォーマットで、ファイルサイズを小さく抑えながら画質の違いをほとんど感じさせないことを目指しています。同一のJPEGファイルと比較した場合、WebPは非可逆圧縮か可逆圧縮かによって、25～35%ほどサイズが小さくなります。ただし、WebPはまだ新しいフォーマットであるため、互換性の問題が発生する可能性があり、ファイル変換が必要になる場合があります。WebPからJPGへの変換は1つずつ行うこともできますが、ファイル数が多い場合は、一括変換の方が簡単かもしれません。
MacでWebP画像をJPGに一括変換する方法
デバイスで実行されている macOS のバージョンに関係なく、プレビュー アプリを使用して、さまざまな画像ファイル形式を macOS 上でネイティブに JPEG に変換できます。
- Macで新しいFinderを開き、WebP画像が保存されているフォルダに移動します。マウスでクリック＆ドラッグして、変換したいファイルをすべて選択します。選択したら、マウスを右クリックまたはControlキーを押しながらクリックしてコンテキストメニューを開きます。「このアプリケーションで開く」を選択し、「プレビュー」を選択します。
- Mac でプレビュー アプリが起動したら、メニュー バーから「プレビュー」をクリックし、ドロップダウン メニューから「環境設定」を選択します。
- すると、画面上に小さな設定ウィンドウが開きます。ここで「画像」セクションに移動し、下のスクリーンショットに示すように「すべてのファイルを1つのウィンドウで開く」オプションを選択します。
- このウィンドウを閉じてプレビューアプリに戻りましょう。マウスをクリックしてドラッグし、プレビューアプリの左側のペインに表示されているすべての画像を選択します。
- 選択したら、もう一度右クリックするか、Control キーを押しながらクリックして「名前を付けてエクスポート」を選択し、エクスポート メニューを表示します。
- 開いた新しいウィンドウで「オプション」をクリックすると、エクスポートしようとしている画像ファイルをさらに細かく制御できます。
- ここでフォーマットを選択できます。この例では「JPEG」です。また、下のスライダーを使ってエクスポートファイルの画質を調整できます。エクスポートしたファイルを保存するフォルダを選択し、「選択」をクリックしてください。
これで完了です。数秒以内に、プレビューアプリが画像ファイルのエクスポートを完了します。
これで、Finderアプリを使って、書き出したJPEGファイルを開き、表示し、共有できるようになりました。ただし、プレビューアプリの書き出し機能を使って画像を複製しているだけなので、元のWebP画像ファイルは元の場所に残ります。不要になった場合やストレージ容量が不足している場合は削除できます。
ちなみに、プレビューでは互換性のあるファイル形式であれば、バッチ画像変換が可能です。入力ファイルとしてWebPに限定されず、エクスポート画像ファイル形式もJPEGに限定されません。WebPをPNG、GIF、その他の画像ファイル形式にエクスポートすることもできます。
これは、macOSマシンに保存されているすべてのWebP画像を変換する方法の一つにすぎません。もちろん、Mac App StoreからThe File Converterのようなサードパーティ製アプリをダウンロードしてインストールすれば、ほぼ同じことができます。あるいは、CloudConvertのような完全オンラインソリューションを使えば、インターネットに接続していれば、わずか数秒でファイルを変換できます。
WebP画像をJPEGに一括変換できたことを願っております。標準のプレビューアプリを使ってファイル変換をされた感想はいかがでしょうか？macOSのプレビューアプリで他のファイルを変換されたことはありますか？別のアプローチはありますか？ぜひコメント欄であなたの経験やご意見をお聞かせください。
