
Mac OS Xで二重引用符と一重引用符のスタイルを変更する
Macでは長年、二重引用符と一重引用符にそれぞれ”と'のようなストレート引用符スタイルが使われてきました。私の記憶ではずっとそうでしたが、もし引用符のスタイルを他の、例えばもう少し凝ったものに変更したい場合は、設定で変更することができます。
引用符のスタイルを変更すると、シングルクォーテーションとダブルクォーテーションそれぞれに合計8種類の異なるスタイルが提供されます。必ずしも一致させる必要はありませんが、一致させることをお勧めします。カーリー、ファンシー、ストレートなど、どんなスタイルがお好みでも、豊富な選択肢からきっと満足していただけるはずです。
Macでスマートクォートとカーリークォートを無効にする方法
OS X で引用符のスタイルを調整するには、次の手順を実行します。
- Appleメニューに移動し、システム環境設定を開きます。
- 「キーボード」を選択し、「テキスト」タブを選択します
- 「二重引用符」と「一重引用符」の横にあるサブメニューをプルダウンし、それぞれに好みの引用符スタイルを選択します。
- 終了したらシステム環境設定を終了します
変更は即座に反映され、システム環境設定を閉じる必要はありません。そのため、この変更をテストしたい場合は、テキストエディットを開いておくことをお勧めします。テキストエディットは、以前に入力した引用符(どのスタイルでも)を自動的に置き換えませんので、二重引用符と一重引用符をもう一度入力して違いを確認してください。
OS X Mavericks ユーザーの中には、このヒントが特に役に立つと思う人もいるでしょう。アップグレードしたかなりの数のユーザーが、通常の引用符と波括弧が不思議なことに、奇妙な括弧の種類 »»»» と «««« にランダムに置き換えられていることに気付いたからです (この引用符スタイルの技術的な名前はよくわかりません。名前をご存知の方は、ぜひコメントで教えてください)。
引用符の置き換え問題に遭遇し、テキストの置換か何かだと思った方もいるかもしれませんが、そうではありません。これは、アップグレード中に一部のMacにランダムに割り当てられた引用符のスタイルです。OS Xで絵文字が使用されるようになった後にアップグレードしたMacでのみ発生するという主張もありますが、これは確認されておらず、可能性は低いようです。
とにかく、曲線引用符や直線引用符、あるいはその他のスタイルの引用符のいずれを好むかに関係なく、新しい引用符のスタイルを楽しんでください。