アップルの特許によると、ユーザーが作成したiOSウィジェットがiPhoneに登場予定

近い将来、iOS 5 を搭載した iPhone でカスタム ウィジェットを利用するために、ユーザーは脱獄する必要がなくなるかもしれません。少なくとも、Apple に最近付与された特許はそう示唆しています。

米国特許庁のサイトの特許一覧には、ウィジェット、カスタム ウィジェット、および「ウィジェット作成モジュール」を使用したユーザー作成ウィジェットの複数の参照が記載されています (強調は筆者による)。

GPS モジュール 135 は、デバイスの位置を特定し、この情報をさまざまなアプリケーションで使用するために提供します (たとえば、位置ベースのダイヤルに使用するために電話 138 に提供し、写真/ビデオのメタデータとしてカメラ 143 および/またはブロガー 142 に提供し、天気ウィジェット、地域のイエロー ページ ウィジェット、地図/ナビゲーション ウィジェットなどの位置ベースのサービスを提供するアプリケーションに提供します)。

アプリケーション 136 には、以下のモジュール (または命令セット)、あるいはそのサブセットまたはスーパーセットが含まれます。…ウィジェット モジュール149 (天気ウィジェット 149-1、株価ウィジェット 149-2、電卓ウィジェット 149-3、目覚まし時計ウィジェット 149-4、辞書ウィジェット 149-5、およびユーザーが取得したその他のウィジェット、ならびにユーザーが作成したウィジェット149-6が含まれます)。ユーザーが作成したウィジェットを作成するためのウィジェット作成モジュール 150 …

この特許の図にはウィジェットの参照も表示されており、これには iOS 5 ベータ版にすでに含まれている株価ウィジェットや天気ウィジェットも含まれています (この投稿の冒頭のスクリーンショットに表示されています)。

電卓、目覚まし時計、辞書など、他のウィジェットについても明確に言及されており、「ユーザー作成ウィジェット」や「ウィジェット作成モジュール」への言及も見られます。これは、iPhone本体で直接カスタムウィジェットを作成できる可能性を示唆しており、Mac OS X Dashboard用のウィジェットを簡単に作成できるSafariのWebクリップツールに似ているかもしれません。

最初の特許は PatentlyApple によって発見され、それ以来、他の理由でウェブ上で大きな話題となってきましたが、特許の範囲に関する憶測は私の興味を引いたものではありません。

iOS 5で、脱獄なしでiPadとiPhone用のウィジェットが作成できるなんて？ iTunesにウィジェットストアが作られる可能性もあるかも？ 特許情報なので噂程度に留めておきましょう。実現することを願っています。カスタマイズ性が高まるのは良いことです。