
iOS のカレンダーにタイムゾーンのサポートを追加する
iOS版カレンダーをご利用で、タイムゾーンをまたいで旅行される方は、イベントが特定のタイムゾーンではなく、iPhoneまたはiPadの現在地に基づいて表示されることにお気づきかもしれません。そのため、予期せぬ動作をした場合、予定の時間がずれてしまうことがあります。カレンダーをスケジュール管理に使っている方なら、この問題はよく分かりますが、幸いなことに解決策も簡単です。カレンダーの設定でタイムゾーンサポートを有効にするだけです。これにより、イベントに特定のタイムゾーンを設定できるようになり、混乱を大幅に軽減できます。
- 設定を開いて「メール、連絡先、カレンダー」へ進みます
- 「カレンダー」セクションまでスクロールし、「タイムゾーンサポート」をタップします。
- スイッチをオンにしてデフォルトのタイムゾーンを設定します
この設定がオフの場合、イベントはデバイスの現在地のタイムゾーンに基づいて表示されます。この設定がオンの場合、イベントはカレンダーで選択されたタイムゾーンに基づいて表示されます。この違いを理解しておくことが重要です。そうでないと、設定をオンにした際に混乱してしまう可能性があります。デフォルト設定はほとんどのユーザーにとって理にかなっていますが、タイムゾーンサポートは、頻繁にタイムゾーンをまたぐユーザーにとって理想的です。
この機能が有効になったので、既存のイベントを編集してタイムゾーンを設定できるようになりました。該当するイベントをタップし、「編集」を選択して「タイムゾーン」を選択してください。同様に、新しいイベントにも「タイムゾーン」オプションをタップして適切なオプションを選択するだけでタイムゾーンを設定できます。
イベントの時間と日付の競合や異常を回避するために、同じ Apple ID で使用するすべての iOS デバイスでこの設定を一貫して維持するようにしてください。
Macも一緒に旅行に持っていく場合は、OS Xのカレンダーアプリでも同じタイムゾーンのサポートを有効にすると良いでしょう。MacとiOSデバイスの両方で同じApple IDとiCloud設定を使用していると仮定すると、日付と時刻はデバイス間で適切に同期されます。