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Quartz Debugを使用してMac OS X LionでHiDPIディスプレイモードを有効にする

Quartz Debugを使用してMac OS X LionでHiDPIディスプレイモードを有効にする

HiDPIと通常のディスプレイ

Apple が Mac に高解像度の Retina スタイル ディスプレイを導入する取り組みを進めていることを示す最も強力な証拠の 1 つとして、OS X Lion で一連の隠された HiDPI 解像度を有効にできることが挙げられます。

iPhoneのUI要素がRetinaディスプレイを扱うのと同じように、Mac OS XのHiDPIモードは画面上の多くの要素の解像度を2倍にすることで、非常に高解像度のディスプレイで要素をより鮮明に表示します。残念ながら、現時点ではMacの画面でRetina解像度をサポートしているものはないため、これらの機能は特に役に立ちません。また、HiDPIを使用すると、上記のスクリーンショットに示すように、基本的にスプライトが2倍に読み込まれるだけです。とはいえ、これはRetina Macに関する最近の噂をある程度裏付けるものであり、使ってみると楽しいかもしれません。そこで、これらのHiDPIディスプレイモードを有効にする方法をご紹介します。

  • XCode をダウンロードしてインストールします (Mac App Store で無料)
  • /Developer/Applications/Performance Tools/にある「Quartz Debug」アプリを起動します。
  • 「ウィンドウ」メニューをプルダウンし、「UI解像度」を選択します。

OS X LionでHiDPI解像度を有効にする

  • 「HiDPI表示モードを有効にする」のボックスにチェックを入れます
  • 「ログアウト」をクリックしてログアウトし、ユーザーアカウントに戻ります。
  • 「システム環境設定」を開き、「ディスプレイ」をクリックすると、HiDPIモードが表示されます。横に(HiDPI)と表示されます。

前述のように、これらのモードが意図している解像度をサポートできる画面が登場するまでは、HiDPI 表示モードを使用することは現時点では実用的な目的はありません。

OS X Lion には、高解像度ディスプレイの開発が進行中であることを示唆する証拠も散見されますが、そのような画面が Mac でいつ見られるようになるかは誰にもわかりません。