
iPhoneとiPadでSiriに入力できるようにする方法
iOS の Type to Siri を使用すると、画面上のソフトウェア キーボードまたは外部キーボードを使用して、iPhone または iPad でテキスト コマンドを入力して Siri と対話できます。
使い慣れた Siri コマンドはすべて、「Siri に入力」を通じて機能します。クエリまたはコマンドを文字通り入力すると Siri が通常どおり応答するため、コマンドの入力プロセスが異なるだけです。
iPad や iPhone で Siri に入力する機能は、単に入力したい場合、Siri で音声コマンドを使用できない場合、アクセシビリティ設定で入力のほうが便利な場合、あるいは、ちょっとした仮想アシスタントに支えられたスマートなコマンド ラインのようなものが欲しい場合など、さまざまな理由で非常に便利です。
いいですね?それでは、iOS の「Siri に入力」機能をオンにして、iPad や iPhone のキーボードで Siri を使えるようにしましょう。
iOSでSiriにタイプ入力を有効にする方法
Siriにタイプ入力を有効にする方法はiPhoneとiPadで同じです。必要なのは最新バージョンのiOSだけです。iOS 11以降であればこの機能は利用可能です。Siriにタイプ入力を有効にして使用する手順は以下のとおりです。
- iOSの「設定」アプリを開きます
- 「一般」に移動し、「アクセシビリティ」を選択します
- アクセシビリティ設定から「Siri」を選択します
- 「Siriにタイプ」のスイッチを見つけて、オンの位置に切り替えます
- 終了設定
- いつものようにSiriを起動し、「ロンドンの天気はどうですか」や「午後4時に鶏肉を解凍するようにリマインドして」などのSiriコマンドを入力します。
今後は通常通りSiriにアクセスしますが、コマンドは音声ではなく入力してください*。「Siriにタイプ入力」でコマンドを入力した場合でも、Siriは引き続きコマンドのフィードバックを読み上げますのでご留意ください。
普段使っているSiriコマンドはすべて「Type to Siri」でも問題なく使えます。Siriの通常の音声操作で使えるコマンドであれば、「Type to Siri」でも使えます。もちろん、おどけた面白いSiriコマンドもすべて含まれていますが、もちろん、最も役立つコマンドはより実用的なものになるでしょう。ただし、ふざけることがそもそも実用的だとみなされているのであれば話は別です。
iPadではBluetoothキーボードやApple Smart Keyboardを使うことが多く、画面が大きいので入力しやすいという理由から、Siriにタイプする機能はiPhoneよりもiPadでより便利だと言えるかもしれません。しかし、iPhoneでも間違いなく便利です。ちなみに、Macユーザーの方は、最新のOSバージョンをご利用であれば、MacでもSiriにタイプする機能を有効にしてご利用いただけます。
iOS で「Type to Siri」が有効になっている場合でも、音声 Siri を使用できますか?
* はい、「Type to Siri」で音声 Siri コマンドを使用することはできますが、現時点では少しの回避策が必要です。
「Siriにタイプ入力」が有効になっている場合、Siriに音声コマンドを発行するには、通常通りSiriを起動し、iOSキーボードのマイクボタンを押します。これにより、iOSの音声入力機能を使用して音声がテキストに変換されます。その後、コマンドを発声し、iOSキーボードのReturnキーを押すだけです。これで完了です。
iOSでSiriに入力するための役立つヒント
- 短縮された言語コマンドを使用します。たとえば、「ロンドンの天気は?」ではなく「ロンドンの天気」を使用します。
- 外付けの Bluetooth キーボードで ESC キーを押し続けると、ホームボタンを押しているのと同じ動作になり、Siri を呼び出すことができます (Apple キーボードで Command + H キーを押し続けることでも同じ動作をする可能性があります)。
- iOS の「Type to Siri」がお好きなら、Mac の「Type to Siri」もきっと気に入るはずです。有効にしてください。
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